50代は最悪の天候でも快適に過ごせるようしっかり準備しよう
フェス、特にフジロックといえば雨が必ず降ると言われてます。
たまに降るくらいならば問題ないのですが、ずっと降り続いた時に「もう無理」と思う瞬間が何度かありました。少しでも快適に過ごして音楽を楽しめるようにしたいですね。
雨が1日降り続くことを想像してみよう
基本として「雨が降った時」の準備はしっかりとしましょう。
たまに3日間全部快晴のときもありますが、それはそれで辛いので「太陽を甘く見るな編」で紹介してます。
それではまず想像してみてください。雨の中でレインコートを着てずっと立っている自分の姿を
それも普通の雨ではなく、日常生活なら傘を持っていても屋根のある場所でしばらく待つくらいのドシャ降りです。
好きなアーティストのライブを見ながら最初はむしろテンションが上がったりすることもあります。でもそれが続くのは単独ライブくらいの3時間ほどではないでしょうか…
フェスですからね、ドシャ降り3時間で終わり、とはならないんです。
数年前の雨が降り続いた日の風景です。
レインコート・靴は妥協しないで良いものを購入しよう
レインコート
フェスでは傘の使用は禁止なので、レインコートですべての雨を受け止める、つまり絶対に染みてこないレインコートが必要です。山登りやアウトドアショップで本格的なものを購入しましょう。
高いです。いいレインコートは高いです。雨が染みないものは高いです。
でも高くて防水機能がしっかりしたレインコートは絶対に必要です!
ちなみに私は朝10:00くらいから夜23:00くらいまでずっとフェス会場で過ごします
友人の中には雨だからゆっくり来るとか途中ホテルに戻るとか工夫してますが、そこは貧乏性なのでひたすら雨に打たれても1日会場にいます(その前提での準備です)。
参考までに私が購入したのは、レインコートはアウトドアのお店で相談しながら2〜4万円のものを購入しています。もっと高くて高性能の物もありますが予算的に無理です…メンテナンスしていても数年でだめになるので痛いですよね。
メーカーは覚えているものでは、形が気に入ってエーグルのポンチョを数年使用してました。
ポンチョだとリュックの上からかぶれるのがいいのですが、上下別れているタイプを愛用してる友人が多いです。
ちなみにポンチョの時は、100均でビニールパンツ3日分を持っていきました。
靴・レインシューズ
さきほどのドシャ降り雨の想像に戻りましょう。たまに止んだり小雨になることはあっても、雨は降り続けています。
途中で屋根のあるレッドマーキーで見たいライブがあると、少し雨から逃れることができます。
ただ雨宿りに来る人も多くて、ドシャ降りの時は激混みで入れない場合もあります。
あっという間に床も水溜りが…
雨は降り続いていても、お目当てのグリーンステージやホワイトステージに向うためにまた雨の中へ。
地面は泥でグチャグチャ…まだまだフェスは続くので、レインコートと同様に靴も雨が染みてきたらもう最悪!
靴もレインコート同様しっかりと良いものを購入しましょう。
私は晴れた日の靴と、朝から雨の日の靴を2つ準備していました。雨の日はお馴染みの野鳥の会のレインブーツです。
安いのに丈夫で履きやすく、何足も買い替えて愛用してます。陽射しが出てくると長靴は蒸れるし暑くてたまらないですが、この長靴はゆるめて半分に折り返すことができるのが優秀です。
ポイントとしてそのまま履くのではなく、靴底にインソールを入れるのをお勧めします。長時間歩くのでできるだけ良いインソールを入れましょう。疲れ方が違います。
野鳥の会の長靴用のインソールもありますが、長時間履くことを考えて働く人用のインソールを選びました。
晴れている場合の靴についても、途中からの雨を想定してアウトドア用の靴を選びます。やはりお店で相談してしっかりと自分に合うものを探しましょう。
以前フェスにおすすめ・雨もOKというスニーカータイプの靴を購入したのですが、めちゃくちゃ滑りました…泥や濡れたボードウォークは意外と滑るので注意してくださいね。それからはモンベルのトレッキングシューズなど、山で長時間歩くのに適した滑らない靴をお店で相談して買うようにしてます。
暗くなっても雨が降り続くことがあります
体を暖めるものを用意しておこう
夏であっても山の夜は寒くなります。雨が降り続くとすでに身体は冷えきってます。
過去に数日ですが、1日中雨が降ったり止んだりたまに激しいドシャ降りが続いた辛い日や、台風が近づいて怖いくらいの風が吹き抜けた日がありました。
9時間くらい雨に打たれているので50代にはかなり響いており疲労しています。でもメインはまだこれから!なんとか最後まで体力を温存したい…
暗くなると冷えたレインコートは雨が染みているように感じることがあります。
冬の夜に洗濯物を取り込む時、冷たいと「あれ、濡れている?乾いてない?」と思うあの感じです
山の夜は寒さに加え、想像以上に暗いです。見て確認できないと不安になり、より一層寒く感じるとなかなかしんどいです…
そこで寒さ対策も準備しておくと安心です。
必ず持って行ったのは使い捨てカイロです。薄くて軽く邪魔にならないので、数枚しのびこませていました。
私はワークマンで「作業員の方へオススメ」という強力な使い捨てカイロを買っていました。夜になっても気温が高くカイロの存在を忘れる年もありますが、負担は少ないので準備しておきましょう。
エステーさんのオンパックス極熱という商品です。持っているだけでお守りになりそうなパッケージがいいですね。
あとはユニクロのダウンで小さくたためて小型の袋にはいるタイプも必ず持っていきます。これは毎年1回は着用してました。軽いので持ち歩きに良いので、寒がりの人にはおすすめです。
その他、雨の日に注意したいこと
雨の日のトイレの床はドロドロぐちゃぐちゃ…床に付いてしまう可能性のある長いスカートやパンツなどは避けたほうが賢明です。荷物もあるしレインコートも着ていると、トイレも一苦労なんですね。私はアウトドア系のスパッツ+ラップスカートを愛用してます。
あと雨が多い時に、ジップロックに入れていた防水携帯が壊れた友人がいます。それを見てからはしっかりガードしてくれるものを準備してます。
そんなに高いものではないので安心のためにも準備したほうが良いと思います。
準備したけれど使わなかったもの
雨が降ってきた時、トレッキングシューズに装着するひざ下スパッツです。
結局、雨が降る時は最初から野鳥の会のレインブーツで出かけてしまうし、装着がめんどくさくなってしまい使ったことがないんですね。私が怠惰な性格なので、荷物から出してつけるのめんどくさーとなってしまっただけで、レインブーツ代わりにトレッキングシューズ1足とスパッツ装着で過ごすのもありなのかな、と思います。
いろいろ書いてきましたが、100均のレインコートでびしょ濡れになりながら踊っている人や、快適さよりファッションを優先して楽しんでいる人たちもたくさんいます。
あくまでも心配性・体力なし50代が雨の日でも音楽を楽しむための対策でした
雨が心配で不安になっている方に少しでも参考になれば幸いです。
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